今回はStudio OneでのSuperiorDrummer3のパラアウト(マルチアウト)の方法を解説して行きたいと思います。
説明書も読んだし、Google先生に聞いてもわからなかったのですが、何とか自分で解決出来たので、やり方がわからず困っている方の参考になればと思い記事にさせて頂きます。
SuperiorDrummer3のパラアウト(マルチアウト)の設定
まずSuperiorDrummer3をStudio One上にドラッグし、立ち上げます。

その後ファンクションキーのF3を押すか、SuperiorDrummer3を立ち上げたトラックをダブルクリックするなどして、ミキサー画面を立ち上げます。
表示されたミキサー画面の左下の①赤枠内のインストと書いてある所をクリックします。
次に②の赤枠内の▼ボタンを押すとウィンドウが開くので、その中の展開を押します。

すると画面の赤枠内のようにパラアウト用のトラック一覧が出て来るので、必要な数のトラックのチェックボックスをクリックしてトラックを表示させます。
今回は例として全てにチェックが入っていますが、使わないトラックはチェックを外すと消えるので、SuperiorDrummer3で使うドラムキットが決まったら、まずある程度チェックを入れておいて、必要の無いトラックは消すなどの使い方をしても良いと思います。
SuperiorDrummer3側のパラアウト(マルチアウト)設定
このままだとまだ最初にSuperiorDrummer3をインサートしたS1/2 Lにしか出力されていないので、次にSuperiorDrummer3側の設定を行います。
DAW上でSuperiorDrummer3を起動し、MIXERタブに切り替えます。

そしてMIXERタブ内の画像赤枠部分のOutputをクリックすると、ウィンドウが開きます。
先程のStudio Oneで表示されていたものに対応した、Out 3/4やOut5/6など出力するトラックがそこから選べますので、自分の出力したいトラックと同じ数字を選択します。
例えばS3/4 LにKickを出力したい場合は、SuperiorDrummer3側のOutputもOut3/4を選ぶとそのトラックに出力されます。
Kick inやKick OutなどKickだけでも複数トラックがありますが、Kickのみのトラックとして一個にまとめたければ同じ数字を。
それぞれにEQ処理などをしたければ違うトラックを選択すればKick inやKick OutなどそれぞれのトラックをStudio Oneに出力する事が可能です。
最後に
以上でパラアウトの設定は完了です。
出力設定した後は、自分が出力した音が何なのかわからなくならないように、Studio One側のトラック名や色変更などお忘れなく!
DAW上にパラアウトしたい時って自分の持っているプラグインやエフェクトで音作りしたい時だと思うのですが、SuperiorDrummer3自体にもコンプやEQが付いていて、この辺りもかなり強化されたと聞いています。
ただどうしても使い慣れたもので作業した方が早いので、なかなか使わずに終わる事もありますよねw
でもSuperiorDrummer3に関してはこの辺りも試して行きたいなと思ってます♪