どうもカーリーです!
今回はStudio Oneでのメタ情報の設定と削除についてやり方をご説明します。
設定に関してはわかるけどなんで削除の仕方まで?と思うかもしれませんが、このメタ情報は実はフリーBGMサイトなど自分の楽曲を投稿する際アートワークなどを含めてしまうとエラーになる場合があるからです。
回避方法は他にもあるのですが、正直その方法は手間が掛かるので今回簡単にメタ情報無しでエンコードする方法などもご説明します。
そもそもエンコードのやり方がわからないという方はこちらの記事をご覧ください。
目次
Studio Oneでのメタ情報設定方法
まずソング毎のメタ情報の設定の仕方からご説明します。
スタート画面にもアーティスト情報などのメタ情報を設定出来ます。
ただ恐らくこれがエラーの原因になっていると思うので、エラー回避の為のメタ情報を含まずエンコードするやり方の項目で一緒に説明させて頂きます。
ソングでのメタ情報設定方法
◆ソングを開いたら上のツールバーのソングをクリックし、開かれたメニューの中にソング設定という所があるのでこちらをクリックして下さい。

◆次にソング設定のウィンドウが開いたらメタ情報をクリックするとこんな画面になると思います。

◆ここに自分のアーティスト情報やプロフィール画像などを入れて行きます。
アートワークの「…」の部分を押すとフォルダが開くのでそこからピクチャなどに保存した自分のプロフィール画像を選択するとここに表示されます。

こんな感じでメタ情報を入れて行きます。
ちなみにアートワークを削除したい時は画像内の赤枠の部分にカーソルを持って行きます。
するとかなり見えづらいのですが✖ボタンがあるのでそれを押すと削除出来ます。
メタ情報を設定するとどうなるの?
メタ情報を設定すると曲をwavやmp3などでエンコードした際に自分の詳細情報(メタ情報)が書き込まれた状態でデータが書き出されます。
自分の楽曲をメンバーにメールで送ったり、サイトに投稿してダウンロードしてくれた人にメタ情報やアートワークなどが入った状態で渡す事が出来るようになります。
メタ情報を含めずにwav,mp3などにエンコードする方法
Studio Oneで2mixにエンコードするには二通りあります。
ひとつはソングからミックスダウンのエクスポート。
もうひとつはプロジェクトからのエンコード。
今回はマスタリングしてある前提でプロジェクトからのエンコード時にメタ情報を削除する方法をお話します。
ソングからの場合もソング設定からメタ情報を削除すればOKです。
プロジェクトでメタ情報を含まないでエンコードする方法
まずマスタリングしたいソングファイルをプロジェクトで読み込みます。

今回は私が作ったBGMアップテンポというソング名のファイルをインポートしたので画像のようにStudio Oneのプロジェクト画面の左側にトラック名が出ていると思います。
そして画像の赤枠の部分の▽を押して下さい。

するとソングで設定しているメタ情報が出て来るのでこれを削除しましょう。
画像はソングの時と同様に画像の右上に✖ボタンが見えづらいですがあるのでそれを押して削除して下さい。
そして全て削除が終わった状態でwavやmp3にエンコードすればメタ情報が含まれない状態でエンコードする事が出来ます。
スタート画面でのメタ情報設定のデメリット
次は先程少しお話したスタート画面でのメタ情報設定です。

スタート画面でのメタ情報を設定するのは先程お話したソングやプロジェクトでのやり方とほぼ変わらないのでやり方は省略させて頂きます。
これを設定するとまるで自分のホームページかのようになるので、設定自体はした方が気持ち的にも作業に身が入りやすくなったりするのでした方が良いとは思います。
ただここでの設定が全ソング、プロジェクトでのデフォルトのメタ情報になるようで勝手にソング、プロジェクトにメタ情報が入ってしまいます。
時と場合によりこれがデメリットになってしまう場合があります。
今回のようなエラーが起きるケースの場合はその都度エンコードの際にメタ情報を削除する必要があります。
それが面倒だという方はスタート画面のメタ情報を入力しないのも手かもしれません。
メタ情報削除はどんな時に使うのか?
最近ちょこちょこBGMをアップさせて頂いているフリーBGMサイトDOVA-SYNDROMEさんにStudio Oneを使ってエンコードした音源をアップしようとするとエラーになってしまう問題が発生していました。
ただDOVA-SYNDROMEさんの場合上記のやり方でもエラーになってしまった為、Studio Oneを使ったDOVA-SYNDROMEさんでの楽曲登録方法を記事にしていますのでご参考にして下さい。
では今回の記事が参考になれば幸いです!
楽しく音楽して生きましょう♪