Studio Oneでのソング、プロジェクト毎のエンコード方法。

どうもカーリーです!

今回はStudio Oneでのいろんな場面でのエンコード方法をご説明したいと思います。

エンコードとはwavやmp3などへの書き出しの事ですね♪

わかりづらい部分もあると思うので画像を交えてご説明します。

ソングでのエンコード

ソングで良く使うエンコードは2種類あります。

・ミックスダウン
・ステム

でのエンコードですね。

では順を追って説明して行きます。

ソングでのエクスポート方法

まずソングを開き、ツールバーのソングをクリックすると下の画像のようなウィンドウが開きます。

ミックスダウンのエクスポート

ミックスダウンとはレコーディングした複数のファイルを2ミックス(ステレオミックス)にする作業です。

とりあえず出来た曲をメンバーにボリューム調整だけしたラフミックスなどを聴いてもらう為などに使います。

ウィンドウ内のミックスダウンをエクスポートをクリックすると画像のようなウィンドウが開くので好きなフォーマットを選んで、任意の場所にエクスポートします。

そうすると自分で指定した場所に2ミックスされたオーディオデータがエクスポートされます。

ステムのエクスポート

ステムとは選択した各トラック毎に書き出す作業です。

仮歌などで録音したボーカルトラックだけを書き出してクライアントさんに送ったり、全トラックをパラアウトしてミックスしてもらう業者に送ったりする時に使います。

ウィンドウ内のステムをエクスポートをクリックすると画像のようなウィンドウが開くので好きなフォーマットを選んで、任意の場所にエクスポートします。

画像左のソースという部分にレコーディングしたトラック名があると思います。

こちらは複数選択可能なので、そこのチェックボックスを自分が書き出したいものだけにチェックを入れてOKを押すと書き出しが始まります。

書き出す際に範囲指定がちゃんと出来ていないとトラックの最後が切れてしまっていたりして再度書き出しをしなければならなくなります。
そうならないよう書き出す前に録音したリージョンの頭から最後までを全選択し、半角英数字入力でキーボードのPを押すと書き出し範囲が全選択したリージョンの頭から最後までに自動で合わせてくれるので書き出し前にこの作業を行う癖をつけておくといいでしょう。

プロジェクトでのエンコード

ソングでのレコーディング・ミックスが終わったら今度はマスタリングの為にプロジェクトを開きます。

このミックス・マスタリングがシームレスに行える事がStudio Oneの魅力のひとつですね♪

マスタリングをしていて「ちょっとボーカルが小さいな…。」と思ったらソングに戻って編集して、ソングを保存します。

そしてプロジェクト内のツールバーに更新というボタンがあるのでそれを押すとミックスし直したトラックがプロジェクトに反映されます。

ちょっと前置きが長くなりましたが、次はプロジェクトでのエンコード方法です。

プロジェクトの使い方

プロジェクトを開くと画面右下にブラウズというボタンがあると思います。

最初からこのウィンドウが開いている場合はそのままで良いのですが、開いていない場合はブラウズをクリックして開いたウィンドウのファイルタブを開いて下さい。

今回はBGMアップテンポという仮のソングファイルをプロジェクトに読み込みたいと思います。

自分の決めたソングファイル名のフォルダがあるのでそれクリックするとその中のファイルが表示されます。

そしてその中のStudio Oneのアイコンがある今回の例だとBGMアップテンポ.songというファイルをプロジェクト内にドラッグします。

するとこんな感じでドラックすると読み込まれます。

無事ソングファイルがプロジェクトに読み込まれました。

その後マスタリング処理を行ったらエンコードです。

プロジェクトでのエンコードは画像赤枠のデジタルリリースの項目をクリックするとウィンドウが開くので好きなフォーマットを選んで、任意の場所にエクスポートします。

やり方はソングの時と同じです。

用途毎にエンコード方法を変えましょう。

自分がどのような形で投稿したり、相手にメールで送ったりしたいかなどによってエンコード方法は変えましょう。

Studio Oneでの場合、今回ご紹介したやり方で大体の事は対応可能だと思います。

この記事を見て下さった方の少しでも参考になれば幸いです。

では楽しく音楽して生きましょう♪