PreSonus Studio One5遂にリリース!気になる新機能は?

Studio Oneの最新バージョン「Studio One5]が遂にリリースされました。

Studio One5

PRESONUS Studio Oneの最新バージョン、Studio One 5が発表された。Mac/Windows対応で、最上位版のProfessional、基本的な機能を搭載したArtist、無料版のPrime(8月予定)の3つのエディションが用意されている。
アップグレード版も用意されているので、Studio One1~4を既に持っている方はアップグレード価格Studio Oneで手にすることが出来る。
また2020年4月8日14時~7月7日までにStudio Oneを初めて登録、アクティベーションされたユーザーは無償でStudio One 5へバージョン・アップが出来ます。

Studio One5の新機能

今回リリースされたStudio One5では、実用的な様々な新機能が搭載されています。

スコアリング

Notion作曲/楽譜作成ソフトウェアをベースとする新しいスコア・ビューでは、記譜法を使用して音符を入力、表示、編集する事が出来る。

クリップ・ゲイン・エンベロープ

新たに追加されたクリップ・ゲイン・エンベロープは、コンプレッサーやリミッターを追加することなく、音が大き過ぎたり小さ過ぎたオーディオ部分を修正するツールです。カーブをクリックしてポイントを任意の位置へとドラッグするだけで、ゲイン・エンベロープにブレークポイントを追加したり、ペイント・ツールでエンベロープを自由に描画したりできます。

キースイッチ対応、編集、マッピング

キースイッチ・アーティキュレーションには独自のオートメーション・レーンが設けられた。
バーチャル・インストゥルメントのカスタム・マップを作成して共有したり、インストゥルメント+FXプリセットとして保存する事も可能。

ポリプレッシャーとMPE対応

ノート・コントローラーに対応し、バーチャル・インストゥルメントやオーケストラ・ライブラリを使用して表現豊かに演奏を再生します。ノート・コントローラーは必要に応じてさまざまな次元で各ノートに反映します。これには、互換MIDIハードウェアとバーチャル・インストゥルメントでのMIDIポリプレッシャーやMPE(MIDIポリフォニック・エクスプレッション)対応が含まれます。

Melodyne 5 essential統合

Studio One5ではMelodyne 5 essentialが標準装備されている。Melodyneを使用してコードを検出し、検出したコードをStudio One独自のコード・トラックに直接エクスポートできます。逆に、Studio One独自のコード・トラックから直接Melodyneのスケール・グリッドを抽出することも可能です。

タイムストレッチ・モード:テープリサンプル

テンポをタイムストレッチに設定した状態でこの新しいモードを選択すると、オーディオのテンポとピッチがロックされ、自然なテープスタイルのテンポ・トラッキングになります。

ショー・ページ

ショーページでは制作と同じインストゥルメントやエフェクトをライブのステージで使用する事が出来ます。バッキング・トラック、バーチャル・インストゥルメント、ライブ・ミュージシャンのためのプラグイン・ラックを、直感的なシングル・インターフェースからすべて追加できます。

Native Effectをリデザイン

全てのNative EffectプラグインのUIデザインが一新されました。
また、ダイナミクス系プラグイン全てにサイドチェーン入力を装備し、Analog Delay/Rotor/Tricomp等には新たに状態空間モデル・ドライブ・ステージを採用しナチュラルなアナログ・サチュレーションをもたらします。メイン・イコライザーはProEQ2となり1/12オクターブ分析モードとリニアフェーズ・ローカット・フィルターが追加。Limiter2にもカーブやアタックの新モードなどの新機能が追加された。

拡張ミキサー・シーン

コンソールの状態をキャプチャし、ミキサー・シーン全体を呼び出したり、全チャンネルまたは任意のチャンネルのボリューム、パン、ミュート、インサート、センドなどを選択して呼び出したり出来るようになった。いつでも保存して全体またフィルターして一部のみを呼び出すこともできます。

専用リッスン・バス

専用のリッスン・バスは独自のレベル・コントロール、AFL/PFLソロ、インサート・スロットでお気に入りのルーム構成プラグインを使用できます。有効な場合、すべてのソロ信号はリッスン・バスにルーティングされますが、フル・ミックスをメイン・ミックス出力から聞くことができます。キュー・ミックス・センドは影響されません。専用のAFL/PFLオプションでは、ソロ信号のモニタリングをプリフェーダーかポストフェーダー(およびパン)の間で選択できます。

64-bit浮動小数点/384 kHz WAVフォーマットでの録再生

最高レベルの高解像度64-bit浮動小数点WAVフォーマットでの録音に対応し、これは32-bitコンバーターのオーディオ・インタフェースでの推奨録音フォーマットでもあります。このフォーマット・オプションにより、録音/プロセシング精度は最大64-bit/384 kHzに到達しました。

外部MTC/MMC同期

MIDIタイムコード経由での外部ハードウェア・デバイスのスレーブ化に対応しました。MIDIタイムコードとMIDIマシン・コントロールは利用可能なMIDIソースとデスティネーションに個別に設定できます。

Studio One5各エディション毎の機能比較

今回紹介した新機能はProfessional、Artist、Primeの各エディション毎に使用出来る機能が変わってきます。
下記リンクよりご確認下さい。

Studio One5エディション毎機能比較

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今回のStudio One5の発売と同時にStudio OneのサブスクリプションサービスPreSonus Sphereが開始されました。

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これらのクリエイティブなツールに加えて、クラウド連携ツールとストレージ、世界のStudio Oneエキスパート達とのチャット、マンスリーで提供されるトレーニング/イベントへのアクセスなどがリーズナブルな月間/年間メンバーシップ・プライスで提供されます。