Studio OneでMIDIをオーディオ化する方法

今回はStudio OneでMIDIをオーディオ化する方法を解説して行きます。

Studio OneでMIDIをオーディオ化する方法

CPU負荷を軽減させたい場合やミックスなどの際にMIDIをオーディオ化したい場面が出て来ると思います。

やり方は簡単ですが、注意点もありますので、画像を見ながらやって行きましょう。

まずオーディオ化したMIDIトラックの上で右クリックします。

次に開いたコンテクストメニュー内の「オーディオトラックに変換」クリックします。

すると画像の様なウィンドウが開くので、OKを押します。チェック項目はとりあえずそのままの設定で大丈夫です。

これで、MIDIがオーディオ化されました。オーディオ化されたので、このままではMIDI編集は出来ないので、万が一メロを修正したくなってしまった場合などは、最初の工程と同じく、変換したいトラックの上で右クリックをし、今度はインストゥルメントに変換を押せば、元のMIDIデータに戻ります。

Studio OneでMIDIをオーディオ化する際の注意点

オーディオ化は簡単に出来たと思うのですが、MIDIをオーディオ化する際の注意点があります。

画像の様に分割されていたり、MIDIデータが離れている場所にあったりする場合は注意が必要です。

MIDIデータのある範囲内のみオーディオ化されるので、例えばディレイが鳴っていたり、シンバルの余韻が残っていたりすると、オーディオ化した際にその部分が切れてしまう事があります。

そうならない為に、オーディオ化する場合は、MIDIのイベントを結合してからオーディオ化しましょう。

結合したいMIDIイベントを全選択し、右クリックします。コンテクストメニュー内のイベントを結合をクリックすると、分割されていたMIDIイベントがひとつに結合されます。

もし、MIDIイベントの最後の音がシンバルやディレイなど余韻がある音の場合はイベントのリージョンの最後の部分を、MIDIが入力されていなくても、余韻が消える部分まで伸ばして上げましょう。

これで途中で音が消えてしまったりというトラブルは無くなるはずです。一番最初に貼った画像のMIDIイベントを参考にしてみて下さい。

最後の空白部分が長くなっていると思います。

MIDIのオーディオ化のやり方の解説は以上になります。

非常に良く使うので、これも必ず覚えて行きましょう。