Studio Oneでのフェードのやり方

今回はStudio Oneでのいろいろなフェードについて解説して行きます。

フェードには「フェードイン」「フェードアウト」「クロスフェード」の三種類があります。

それぞれ場面ごとに用途が違いますので、やり方と同時にどんな時に使うかも覚えて行きましょう。

Studio Oneでの各種フェードのやり方

オーディオイベントにはフェードという音量処理が行えます。

フェードを活用する事で楽曲にいろいろな表現が出来ます。

ではそれぞれのフェードのやり方を解説して行きます。

フェードインアウトのやり方

基本的にフェードを適用するにはオーディオイベントの左上、又は右上の部分をクリックし、クリックしたままフェードを掛けたい場所まで持って行きます。

フェードイン適用例

フェードアウト適用例

フェードインは徐々に音量が上がって行く効果が得られる為、徐々に音量を上げ、盛り上がりを表現したい時などに使用します。

フェードアウトは曲のエンディング等に徐々に音量を下げて行きたい場合などに使用します。

その他にもフェードインアウトは様々な場所で活用出来ますので、是非やり方を覚えましょう。

クロスフェードのやり方

クロスフェードは、録音したテイクを一部録り直すなどすると、繋がりが不自然になったりすることがあります。

これを解消するのがクロスフェードです。

前のイベントがフェードアウトしてる最中に、次のイベントがフェードインして来る。
フェードインアウトがクロスしている状態の事を言います。

まずクロスフェードを適用したいイベントの終わり部分と始まり部分を重ねます。

そして重ねた状態でキーボードの「X」を押します。

するとこのこの様にフェードインアウトが重なり、クロスフェードを適用することが出来ます。

以上が各種フェードの解説になります。

フェードはかなり良く使うので、ひとつずつ覚えて行きましょう。