どうもカーリーです!
今回はDTM関連のお話です。
ドラム音源と言えばBFDというくらい有名な専用音源ですが、以前は価格の安さからEZdrummer2を使っていたんですが、知り合いのエンジニアから勧められ2017年辺りからBFD3をメインで使っています。
最近ではいろんなご依頼を頂けるようになり、仕事もしつつDTM関連の勉強も継続的にしてるのですがひとつの壁にぶち当たっていました。
BFD3のハイハットの音がデカい…。
フェーダーで音量調整などしていたのですが思ったようにならず…。
その時知り合いのエンジニアからの電話で奇跡的にその問題が解決したのでご説明します。
BFD3とは
ここに辿り着いてる方はBFD3をお持ちか、DTMを始めてドラム音源をどれにしようか迷ってるうちにここに迷い込んだ方だと思います。
なので説明は簡単にしますが、2013年に発売されて今も尚最前線で活躍してる「生音に非常に近いドラム音源」です。
普段キーボードでの打ち込みか、TD-11というローランドの電子ドラムを使って実際に叩いてレコーディングしています。
いろんな意見を聞くのですが正直ドラムが叩けないのであればEZdrummerに完全に軍配が上がります。
ドラムパターンのテンプレートが豊富でぶっちゃけテンプレ貼ってくだけでドラムが叩けない人でも1曲分のドラムパターンが作れます。
フィルなどはちょっとmidi修正するだけで実際にプロのドラマーに叩いてもらったかのようになります。
なぜBFD3を使用するか
お前はToontrack回し者かwというくらいEZdrummer押しになってしまいましたが、なぜBFD3使用してるかというと「生音に近い」からです。
特にゴーストノートを多用する際は重宝しています。
ほぼ生音です。
ただ今回はそこにデメリットを感じていました。
生音に近すぎる為スネアのマイク録りの際
一番近くにあるハイハットの音が入ってしまう
そうこれなんです。これが私の悩みでした。
コンプでスネアの音を持ち上げた際にハイハットまで上がってしまう。
でも定評のあるBFD3。こんな事は対応済みでした。
スネアマイクで拾ってしまった
ハイハットの音を完全に消す方法
タイトルの通りこれが出来るのです。
その方法がこちら

私が使ってるDAWがStudio oneなので環境によっては画面が違うかもしれませんが、赤枠の部分を押し、BFD3のUIを開きます。

それがこちらです。
今回はスネアマイクで拾っているハイハットの音を調整するので、まずスネアのマスタートラックをクリックし、右の詳細画面を表示させてください。
その中にBleedという項目の中にReturnというツマミがあります。
通常はこれが右に振り切っているのですが、画像の赤枠内では左に振り切っています。
これでハイハットの音が完全に消えている状態です。
混ぜ具合はツマミで設定出来るのですが、今回の要望がハイハットの音を完全に無しとの事だったので左に振り切っています。
痒い所にもちゃんと手の届く使用になっている点はさすがBFDという感じでした。(ただわかりづらい…。)
最後に
今回はスネアマイクが拾っているハイハットの音の説明でしたが、他の音にもこれが適用出来ますので、音が被ってミックスしづらいなどの壁にぶち当たった際は参考にして頂ければ幸いです。
では皆さん楽しい音楽ライフを!