遂にRME BABYFACEPro購入しました!
最近仮歌からの本歌(販売されるCD等に自分の歌を使って頂く)の依頼が増えて来た事もあり、WindosとMac両方対応出来る高品質なオーディオインターフェイスの購入を考えていました。
いろいろ悩んだ結果RME BABYFACEProを購入しました。
今回の記事では、RME BABYFACEProを選んだ理由と、コンデンサーマイクの使用に少し苦戦したのでそちらのやり方を共有して行きたいと思います。
私がBABYFACEProを選んだ理由
私がBABYFACEProを視野に入れ始めたのがこのツイートからでした。
宇多田ヒカルさんの自宅スタジオ機材を特定 – ITmediahttps://t.co/hztKg2NGn7
MacBook Pro
Logic Pro X
NEUMANN 67 Ai
NEUMANN TLM 102
RME Babyface Pr
M-AUDIO Keystation 61es
SONY MDR-7506(モニターヘッドフォン)
Quiklok製マイクスタンド
Focal CMS50
IsoAcousticsのスピーカースタンド pic.twitter.com/iMr02arZXv— 世界四季報(セカ報) (@4ki4) 2018年7月19日
宇多田ヒカルさんも使ってんの!?ってなりましたw
もっと高価なオーディオを使ってると思っていたので正直びっくりしましたw
このツイートを見るまでは、知り合いのプロのエンジニアに「UNIVERSAL AUDIOのApollo Twinは本当に良いよ」とおすすめされてたので、APOLLO TWINの購入しか考えてませんでした。
ただ私がWindowsユーザーだった事もあり、購入するにはまずMacから買わなければならかった為Apollo Twinの購入を見送ってました。
そんな時普段やっている仮歌のお仕事から本歌のご依頼がありました。
普段使っているオーディオインターフェイスも悪い物ではないのですが、採用しては頂いたものの少し申し訳ない気持ちになりました。
もっとご依頼主様に満足して頂こうと思い、もっと高品質なオーディオインターフェイスの購入を決意しました。
BABYFACEProを選んだ理由その1
・WindowsでもMacでも両方使える。
これは大きかったですね。
仕事での利便性の問題もありWindowsの使用頻度のが今の所多いのですが、作家様のほとんどがMacユーザーの為、開けないファイルがあったり、ファイル名が文字化けしてしまったり等の問題がありました。
なので将来的にWindowsとMacの両方で使えるオーディオインターフェイスとなると悩んだ結果、最終的にBABYFACEPro一択になりました。
Apollo TwinでもThunderbolt 3に対応したPCであればWindowsでも使用可能なのですが、調べてみるとまだまだWindowsでの使用は不具合も多く、所有しているPCがUSB Type-Cに対応していてもThunderbolt 3に対応していなかったりと購入するには不安が残りました。
とりあえず買ってみるっていうレベルの金額でもないですしねw
Apollo TwinはWindows版も出てるのですが、先程も述べた通りWindowsとMacの両方で使えるオーディオインターフェイスとなるとWindowsのみになってしまうので除外しました。
BABYFACEProを選んだ理由その2
・USBバスパワー
これも結構重要だったりします。
やはり高性能なオーディオインターフェイスになると消費電力も大きくなってしまう物が多いので、必然的に外部電源が必用になって来ます。
でもBABYFACEProはUSBバスパワーに対応してるので、外部電源が無くても、USBでPCに繋げれば動きます。
ノートPCなどで外でレコーディングをする際や、ライブでの使用等にとても便利ですね。
USBバスパワーだからと言って他のオーディオインターフェイスより音質が劣る事もありません。
コンパクトで携帯性に優れた商品です。
BABYFACEProを選んだ理由その3
・TotalMix FXを使ったDSP処理
これが非常に素晴らしい。
DSP処理とは簡単に説明するとオーディオインターフェイスの中にCPUのようなものが入っていて、それがPCの代わりに処理をしてくれるのでDSP処理が出来ないオーディオインターフェイスと比べてPCのCPU負荷が軽くなるというメリットがあります。
ただ注意が必要なのは、この処理に関してはTotalMix FXを使った音声の処理やエフェクトのみになります。
PC内にインストールしたプラグインなどはPCのCPUを使う事になります。
Apollo Twinでも同様にDSP処理が可能で、SOLO→DUO→QUADの順で可能なDSP処理が出来るスロットの数が増えて行きます。
UADプラグインという名機をモデリングしたプラグインが非常に人気で、このUADプラグインを使いたいが為だけにユニバーサルオーディオ社のインターフェイスを購入する方もいる程です。
他にも高性能な機能が沢山あるのですが、この3つが私が購入を決めた点です。
詳しい性能に関してはこちらのサイトをご覧ください。
Babyface Pro製品情報
高性能だがTotalMix FXが若干わかりづらい
実際に届いて初期設定をし、いざ試しにマイクを繋げ、音を確認してみようとすると
音が出ない…。
今まで何台かオーディオインターフェイスを使って来ましたが、今まではコンデンサーマイクを刺して、ファンタム電源の48Vスイッチを押せばすぐマイクが反応してくれてたのですが、BABYFACE Proはそんなボタンが無い…。
しばらく格闘しましたw
よくよく考えたらわかる事だったのですが、インストール時にドライバー等と一緒にTotalMix FXがインストールされます。
要はこれで細かいボリュームやらEQやらの設定してねって事だったんですね。
ファンタム電源のボタンもこの中にありました。

今回貼った画像はINPUT1にマイクを刺した場合の設定です。
AN1という所の赤丸内のレンチの様なボタンを押すと右側に更にウィンドウが開きます。
その中に赤丸内の48Vというボタンを押すとファンタム電源オンになり、コンデンサーマイクが使えるようになります。
こんな簡単な事なんですが、初めて使う方は私のように、使い方がわからずにPCと死闘を繰り広げなければならいかもしれないと思い、簡単ですがやり方を共有させて頂きました。
TotalMix FXの使い方に関してはまだまだいろいろ覚えなければいけないので、また何か使い方で苦戦したらやり方を共有したいと思いますw
ただそれ以外文句の付け所がないくらい素晴らしいです!
高価な買い物でしたが、買ってよかったと思えました。
オーディオインターフェイス選びで悩んでる方の参考になれば幸いです♪